Pocket の手 : W-ZERO3 以外での使用について

hTcZ や X0HT が発売されて以来いろいろな方から、Pocket の手の動作について問い合わせと情報提供を頂いております。


ありがとうございます m(__)m


この問い合わせの大部分がうまく動作しない(^^ゞ というものです。


この原因は、私が実機を持っていないなどの理由もあるのですが、一番大きなものは、
W-ZERO3 を前提にしている部分が多い、というところです。




例えば、一番危険(^_^;) なところは、
W-ZERO3 デフォルトに戻す」 です。


Pocket の手で、色々と設定を変更しても一発で元に戻すことが出来るものなのですが、これは W-ZERO3 の設定に戻してしまいますので、他の機種では動作不良の原因になります。


先日コメント欄で、microSD の名前が「ストレージカード」→「miniSD カード」に変わってしまった、というのがありました。
これは恐らく「W-ZERO3 のデフォルトに戻した」事による副作用です。


それ以外にも SIP の設定では、日本語の SIP を前提にしているところがあります。
デフォルトに戻すと SIP を「ひらがな・カタカナ」に戻します。W-ZERO3 などの日本語環境では問題はありませんが、日本語化した英語機などでは、これが問題になります。


という訳で、現行の Pocket の手は W-ZERO3 を前提とした設計になってしまっており、W-ZERO3 以外の機種の対応は難しいと考えています。
よって「Pocketの手 for W-ZERO3 」の動作環境は、W-ZERO3W-ZERO3[es] だけに限定させて頂きます (^^ゞ


と言っても、他の機種の対応をしないという話ではありません (^_^;)
W-ZERO3 以外の機種は、Pocket の手 新シリーズで対応させていただきます。


今の設計のまま、つけたしつけたし作っていくよりは、いっその事新たに作り直した方が早いし、簡単、という判断です。


・・・このようになるのは以前から分かっていまして、新しい設計の Pocket の手はちょこちょこ作っていました。
以前公開したPocketの手 色の設定 がこの新シリーズの一部になります。

こちら新シリーズの方は、コアの設計と実装はだいぶ出来上がってきています。
この話については、また次回!!( もうねむねむ )