Windows Phone Mango レビュー

今年発売が噂されている Windows Phone Mango。日本を含む 35カ国の言語がサポートされ、さらにIE9 搭載や 500以上の新API が搭載されるなど、Android / iPhone に追いつけ追い越せ体制が整ってきているようです。

ユーザインターフェイスって重要ですね。またそれを支える HW や開発手法、各種 API などなど一つ一つの要素の完成度が高まってこそ、ユーザが触っていて楽しい UX(User Experience) を実現することが出来るんだって思いました。ここ 10年近い? Microsoft の UX に対する取り組みが実り、その結果が WP7 であり MetroUI であり、Windows8 であると思います。
開発側の私はまだその設計思想や世界観について行けてないので、課題が多いですが、がんばっていきたいと思います。

Mango

ホーム画面右隣にはインストールされているソフト一覧が表示されますが、Mango からはインデックス&検索ボタンがつくようになりました。
Nel なら "N" グループに入っていますね。この "N" をタップすると、

おぉ、他のグループにも簡単にジャンプできますね。WP7 NoDo まではただの一覧表示だけだったので、これは移動が楽です!

BackKey 長押しでタスクリストが開きます。起動しているソフトのサムネイルを選んで簡単にタスクスイッチが可能。Nel も右端に出てますね。
背景色がテーマカラーになるので、ものによってはど派手(笑)

ちなみに Mango からはテーマカラーに "Mango" が入ってます。代わりに "Orange" が無くなってしまいましたね。

bing で画像検索したところ。レスポンスが早い!サムネイルが見やすい!

電卓は相変わらず。Windows7 電卓のように16進数が表示できる "プログラマ" があると便利ですが、普通の人は使わないですね(笑)

Zune ハブはカバーが大きく表示されてオサレな感じ。

Nel on Mango

WP7.0 ように MarketPlace にアップしてある Nel ですが、Mango でもちゃんとダウンロード&インストールが出来ます。クラウディアさんももちろんOK。

さっそくスレッド一覧を「日本語」で検索してみます。もちろん入力はカーブフリック。
カーブフリックは日本マイクロソフトIME チームが開発しており、"が" のような濁点も一連の流れで入力できるのが特徴。カーブフリックは この動画の 1:20 程で見ることが出来ます Windows Phone 7 Mangoデモ1
IME チームは @msimejp で最新情報を流しているので、フォローしてみてください。

Nel Ver.1.0 では特に日本語入力に対応したつもりはありませんでしたが、検索もちゃんと出来ました。

Calendar

Mango から to-do 機能も Calendar に追加されました。

こんな感じで to-do を入力。もちろん日本語入力も可能です。

予定の一覧表示。WP7 標準 Calendar は少し地味ですね。

IE9

この画像は、Mango から搭載されている IE9 で、Testdrive にあるデモを表示したところ。水槽の中で魚が泳ぎ回るのですが、30fps で表示されていてすごくなめらかです。
さすが HW アクセラレーションされているだけあって、iPhoneAndroid のブラウザとはなめらかさが違いますね。

XBox Live

XBox Live ハブをタップすると、インストールしたゲームの一覧がパノラマで表示されて、

左にフリックするとアバターがなめらかな動きとともに登場!