Windows7 - ライセンス購入って具体的にはどんなものなの?

先日のエントリで Windows7 を先行購入しましたが、ライセンス購入が初めての方も多いと思いますので(私もそうですが)、一体どういう風になっているのかをできるだけ具体的に書いておきたいと思います。

そういえば私もよく分かってなかったですが、eOpen で購入すると、Vista Business と Enterprise は、32bit / 64bit 両方がダウンロードできるんですね。
( XP Professional w/SP2 は、英語版の 64bit がダウンロードできるようです。)

まず購入

まずはマイクロソフトライセンスセンターでアカウントを取得し、購入手続きを行います。
詳しくはこのエントリを参照してください。
→参考 Microsoft Open License

ライセンス証書到着

見積→注文→銀行振込みまで行うと、2週間くらいでライセンスオンラインから「オープンライセンス発注確認書」という HTML 文書がメールで届きます。
この文書にライセンス認証番号とライセンス番号など、今回購入した情報がすべて記載されていて、納品完了。

次にマイクロソフトのライセンス管理ホームページ、eOpen 上で「ライセンス認証番号」を入力するとライセンスの取得が完了します。
ライセンスオンラインとの関わりはここで終了。次からはマイクロソフトのサイト上で行います。

eOpen サイトでライセンスを取得

次にマイクロソフトのライセンス管理サイト「eOpen」に行きます。
ライセンスのアクティベーション、プロダクトキーの取得などはこのページで行います。
( eOpen のサイトが開かない場合はブラウザの Cookie を削除します。)

ここも参照してください→ボリュームライセンスの確認方法


サインイン

ライセンス管理は Windows Live のアカウントで管理されますので、 まずページ右上の「サインイン」ボタンを押します。
Windows Live アカウントを持っていない方は「今すぐ新規登録」ボタンを押して Live ID を取得しておきます。

ライセンスの追加

サインインが完了したら、今回購入したライセンスを追加します。
左のメニューから「ライセンスの確認/追加」ボタンを押して、ライセンス証書に書かれている

  • ライセンス認証番号
  • ライセンス番号

を入力します。


メールと住所の登録

次の画面で、メールアドレスや住所名前などを入力します。
メールアドレスは、Windows Live アドレスではなく普段使っているアドレスを入力します。

オープンライセンス契約書に同意する

次にオープンライセンス契約書が表示されますので、最後まで読んで問題なければ「同意」ボタンを押します。

これで今回購入したライセンスが有効になり、登録ができました。

ちゃんと登録されたかどうか、左のメニューの「ライセンスの再表示」をクリックして確認します。


ボリュームライセンスキーを取得

左側のメニューの「ボリュームライセンスキーの表示」をクリックすると、「Volume Licensing Service Center」というサイトに移り、今回購入したライセンスのプロダクトキーが表示されます。

この画像にあるように、

と3種類のプロダクトキーが表示されています。
Vista に加えて XP も表示されているということは、これが噂の ダウングレード なのですね。

ライセンスの種類のところに、

  • Vista → VL2
  • XP → VL1

と書かれています。これは ボリュームアクティベーション 1.0 と 2.0 ですね。

 詳しくはこちら → ボリューム アクティベーション (Volume Activation)

Vista, XP をダウンロードする

上の「ダウンロード」タブをクリックすると、このようにおぉ〜
Vista Business やら、XP Professional やら Windows Vista Enterprise が並んでおります。

普段「箱買い」しかしていないので、ダウングレード権というものがしっくりきていなかったですが、こういうことなのですね。

後はリストからダウンロードしたいソフトを選択してダウンロードします。
ダウンロードはマイクロソフトのダウンロードセンタのようなフォームが開くので、言語と 32/64bit、接続速度を選択して「続行」ボタンを押します。
( 32/64bit はソフトによって 32bit だけのものもあります )

次の画面で「ダウンロード」ボタンを押します。すると、

ダウンロード用の「ダウンロードマネージャ」をインストールするように促すウィンドウが開くので、ダウンロードマネージャをインストールします。
( ポップアップと ActiveX を有効にする必要があるようです )

ダイアログでダウンロードするフォルダを指定すると、ダウンロードが始まります。

インストールする

ダウンロードしたファイルが ISO なら DVD や CD に焼いてインストールします。
サービスパックなどの exe ならそのまま実行すれば大丈夫ですね。

最後に

私もライセンス購入というのは初めてで「なんだか難しくて良く分からない」というのが最初の心配事でした。ネットで調べても色々なライセンス種類があり、どの情報が正しいのか、一体どういうものなのか、全く分からず手探りで「えいやっ」と意を決して購入をしました。

今回の Windows7 登場を機にライセンス購入に挑戦される方も多いと思い、なるべく具体的な作業イメージ が分かるように解説してみたつもりです。

ここで書ききれなかったことや疑問などありましたら、コメント欄で質問をして下さい。