T-01A と WM 6.5 と、

先日の内覧会以来 T-01A を触る機会があるのですが、いつ使ってみてもいい端末です。
動作は高速だし、画面は広いし、付属の Kinoma Play は iPhone ライクの動きはするし。現在販売されている端末では一番ではないでしょうか。

でも、超えられない壁が・・・・
というのも、WM 必須の上下キーとアクションボタンが T-01A にはないのです。
表面についているハードキーは「Home」と「電話」だけ。


上下キーはソフトウェアキーボードで使うことが出来ますが、基本的なコンセプトは大画面を指でぐりぐりしてスクロールするというもの。


でもスマートフォンは、インストールされているソフトが命。
標準のアプリはぐりぐりスクロールできますが、問題はフリーソフト類。
ほとんどがぐりぐりスクロールができません。


少し時間をとって 2ch ブラウザをインストールして試してみましたが「すべてぐりぐりスクロールで操作できるソフト」はありませんでした。
私が愛用している 2++ は、ListBox なのでスクロール不可。
指を使ってスクロールバーでスクロールさせる必要があります。


その他にも ニャー、hikky モドキ、q2chwm、ぽけギコ、その他忘れましたが全部で7種類ほど試したかと思いますが、すべてキーがないとどこかで操作がしづらいものでした。


6月中旬に SDK+エミュレータがリリースされる WM 6.5 では、標準のコントロールiPhone ライクの指で操作しやすいものに変更されます。
色々なサイトでスクリーンショット付きで紹介されていますが、ほとんどが Today 画面のみの紹介にとどまっていますが、それ以上に標準コントロール変更によるインパクトの方が大きくなるでしょう。


今までのキー操作+スタイラスを前提としていたソフトがどのように変化するのか?
既存のソフトはどうなるのか?


WM 6.5 を境にフリーソフトの定番が変わりそうな予感です。