Windows Mobile 6.5.3 Developer Tool Kitのインストール後に行うことなど
ヘルプの統合
DTKにヘルプが含まれていますが、そのままではDocument Explorerで読み込めないので、登録を行う。
IE を起動し以下のURLを入力。開いたページで追加するコンテンツを選べるので、"Windows Mobile 6.5" にチェックをつけて実行する。ActiveXコンポーネントを許可しておく。
Visual Studio 2005 の場合
ms-help://MS.VSCC.v80/dv_vscccommon/local/CollectionManager.htm
Visual Studio 2008 の場合
ms-help://MS.VSCC.v90/dv_vscccommon/local/CollectionManager.htm
リリースノートに目を通す
- C:/Program Files/Windows Mobile 6.5.3 DTK/readme.htm
を読む。特に一番最後の "Development Notes"は重要。
- C:/Program Files/Windows Mobile 6.5.3 DTK/Images Readme.htm
一応見ておく。今回のDTKはCellular Emulatorが対応していない?
- C:/Program Files/Windows Mobile 6.5.3 DTK/Samples/SamplesReadme.htm
サンプルの一覧。Mobile Mapping FrameworkというBing Mapに対応したAPIのサンプルが新しく含まれている。その他に代わりはないようだ。
Visual Studio 2008での確認
- プロジェクトの種類に "Widgets for Windows Mobile" が含まれているので、動作確認をする。PCのIE上で動く Widgets Emulatorを使って VSで開発が出来る。
- WM 6.5.3 のテンプレートは含まれていないことへの対応(マネージド)
テンプレートがないのでプロジェクト作成時のターゲットプラットフォームに WM 6.5.3は出てこない。そして6.5.3エミュレータへの配置も出来ない。
対応策としてマネージドアプリで6.5.3で開発を行う場合は、
WM6SDKでプロジェクト作成→プロジェクトのプロパティ→ターゲットプラットフォームの変更→WM 6.5.3 DTKを選択する
これでWM 6.5.3上に配置・デバッグを行うことが出来る。