WM 6.5.3 のインターフェイス周り変更の影響

WM 6.5.3 日本語版のエミュレータが動作したので、よく使っているフリーソフトがどのように表示されるのかを調べてみました。
VGAエミュレータが正しく動作しなかったので、WVGA用でキャプチャしました。


WM 6.5.3の大きな変更点はUIの変更です。
この画像のように、スタートボタンやOKボタンが下側に来て、ソフトキーとくっついた形になりました。最近の利用形態からすると、ボタンが押しやすくなったと思います。
ツールバーは、今までと性格が変わりステータスバー的な情報を表示する領域になりました。
またタップをすることで、よく使う設定のアイコンが表示され、設定画面へのアクセスが早くなっています。
スタートメニューのアイコンの移動は「先頭に移動」しか行うことが出来ませんでしたが、6.5.3ではタップ&ホールド後iPhoneのように自在に移動することが出来ますので、並べ替えが簡単になりました。


しかしメニューバーが高くなったことで、このようにツールバーが埋もれてしまう事があります。
ツールバーも高さが変わっていますので、要注意です。画像のWkTaskは、ちゃんとバーの高さを見ているようで問題なく使用することが出来ました。


こちらは対応できていない例ですが、ツールバー上のアイコンが大きすぎて欠けてしまっています。
しかしタップには反応するので、ツールバーのタップを取得することは出来るのでしょう。


こちらはSIPを表示させたときの例ですが、メニューと埋もれたツールバーの間にSIPが表示されていて、なんだか違和感があります。


こちらのダイアログでは、スクロールバーが表示されてしまいフォームの右端が欠けてしまっています。

このようにWM 6.5.3では、今までのソフトを使用することが出来ると思いますが、新しいUIでも正しく描画が行われるように対応されるまでは、違和感ありありになりそうです。